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戦争中の暮しの記録

前回のブログを書きながら、
戦争中の暮しの記録を買ってあるのに、
まだ読んでいないな、と思いました。

去年買ったんだけど、 手元に置いただけで、
中をちゃんと読むほどには、 
自分がまだ熟していなかったと思います。

今なら、少し読めるかな、ということで、
ちょこちょこ読んでみました。

この本は、昭和43年に、雑誌「暮しの手帖」が
「戦争中の暮しと記録」というテーマで、
1冊全部を使った特集として、
いろんな人の戦争体験を投稿してもらったものを
集めたものです。

巻末に、
「やっと発言し始めた戦中派」
という項があって、
私はすぐ目にとまりました。

その前に、
「若い世代へのメッセージ」とか、
戦争と暮しの記録を若い世代はどう読んだか、
という考察もあり、
私はまずそこから読みました。

 昭和43年に刊行された雑誌を
翌年、保存版として新たに出版したとき、
この雑誌を読んだ新しい世代が、
どう思ったかを投稿してほしい、という呼びかけが
編集部からなされ、
募集期間は1週間しかなかったのに、
たくさんの若い世代からの投稿があったそう。

投稿した人たちに対して、
「どうしてあなたたちは、
戦争はいけないといいながら、
戦争中に、戦争に協力したんだ」
といった内容のやりとりをしている様子が
らうかがえました。

私の言葉で言えば、
どういう気持ちで戦中戦後を生き、
いろんな矛盾を自分の中で
どのように落とし前つけたんだろう、という疑問。

私の世代で、はて?と思うようなこと。
これって、やっぱりもう一つ前の世代でも
多くの人が感じていたことだったみたい。
戦争を経験した人たちは
「戦中派」と呼ばれていて、
戦後生まれの人たちとの間に
結構な溝があったようです。

戦中派が寄せた寄稿を
ちょいちょい読んでみました。

例えば、当時女学生だった方の話。
兵隊さんが戦地で 大変な苦労をしているというのに、
自分たちがのうのうと授業を受けていいはずがない。
そうだ、勤労奉仕に志願しよう! ということで、
それはそれは一生懸命頑張った。
さらに、病気の親を抱えて、
勉強も睡眠時間を削ってして、
さらに勤労奉仕をした。
このことについて、自分はまったく後悔がない、
これが自分の生き方だ。
当然でしょう!? みたいな。

そこには、「兵隊さんが戦地で苦労している」のは
敵兵を殺すという行為であるという意識の欠落があると思うけど、
でも、戦中派の多くの人は、
本当に言葉にならない苦労を負っていて、
それを、戦争とはなんぞやというレベルまでは追いかけず、
というか、そんな余裕もない場合がほとんどで、
自分の生活の身近なところで感じる思いというレベルで
良いと思ったことを一生懸命実践した。
だから自分は後悔はない、
という言葉が出るんでしょうね。

戦争ってなんなのだ、
ということを 考えようという価値観が、
当時はなかったんだろうしね。

とにかく一生懸命やったんだということ、
それだけでいっぱいなのはとても理解できる。
だから、「なぜ戦争反対しなかったのか」
という問いを投げかけることは とても気の毒なことなのですね。

でも、国際関係に発展すれば、
それは通じないから、
国はいつも、 他国に対して、
蹂躙・支配したことについて
反省の弁を述べることになるよね。

その一方で、 靖国神社に参拝するのは、
日本国内にいる「戦中派」への配慮を
しなきゃならんのだろうね。
戦中派が選挙権持っているだろうし、
党を支援しているだろうから。


つまり、戦中派に、戦争責任を問うことは、
理屈としては当然だけど、
自分が戦中派だったら、
おんなじことをしないとは言えない気がする。
そういう意味で、責められない気がする。

戦中派一人ひとりは
戦争責任を負っているのだろうけど、
でも、ボロボロに荒廃した日本を立ち上がらせたのも
戦中派なんだよね。

そういう意味で、
責任とった?
いや、復興しなきゃ、
やってらんなかったんだろうけどね。


ただ、人々は一生懸命やってきた。
ただそれだけ。

戦争の時も、復興のときも、
それが正しいことなのかどうかの熟考は、
正直言って、あまりなされていなかったのでしょう。

ただ、がむしゃらというか。
上から言われたことに従う姿勢というか。

でも、これからは、
それじゃだめ。
いい悪いの判断をきちんと付けながら、
意識を持って、これから変化の激しい世界情勢に
どう対応するかを、
国民一人一人が考え、決定する。
上から言われるのを信じ込むんじゃなく、
責任もって、どうするかの答えを持って表明する。
まずは、選挙でちゃんと投票することが、
そういう場になるね。
それが、新しい日本にはますます求められるんでしょう。









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サイクリングと庭いじり
自己紹介:
去年、庭を造り始めました。
ほとんど初めてのことで、思考錯誤が続いています。
自転車の楽しみに目覚め、自転車で通勤しています。
こちらにも自己紹介を書いてみました。
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