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大丈夫な私から鬱な私への手紙

鬱な私、すっごい大変だよね。
頭も心も固まっちゃって、
動けなくなるもんね。
考えることがすべて後ろ向き・否定的で、
生きてる意味がわかんなくなっちゃう。
すべての一瞬が無駄。
その時その一瞬を耐える、その繰り返しだけで
時間が成り立ってる感じ。

自分ってだめだなあと思う。
他の人と比較して、
私はこれが出来ない、ここが劣っている、
他の人が私の足りないところを補ってくれるから
私はようやく生きていられるけど、
こんな私ってなんなのよ。

大好きな猫すら、
かわいいと思えない。

でもさ、大丈夫な私は、
自分についてこのように感じているよ。

私は他の人とは違う部分があって、
それは他の人が普通にできることがちょっと苦手、という側面もある。
でもその一方では、
他の人が苦手で困っているようなことを
さくっと拾い上げて、
はい!とできちゃうという側面もある。
両方あるのが私だよ。

鬱になると、
なぜか「得意なことなんて何にもない」
とか、
「得意なことはあるけど、
それには何の価値もない」
とか思うよね。
どうしてそう思っちゃうの?って感じだよ。

子どもと戯れるのが苦手だよね、確かに。
でも、私なりに戯れ方を考えて
私にできる方法をみつけたじゃない!
それは経験値の勝利だよ。
20年かかったけど、20年耐えたってことは
すごいんじゃない?
その方法をうまく使えば、
子供達は私の話を自発的に聴こうとする態度をとる。
騒がしくしている子どもたちでも、
私の話に傾聴させることができる。
鬱な私はそれができなくなるけど、
それは鬱で思考が滞っているからだし、
鬱で自分のできる感がなくなっちゃってるからだよ。
鬱の時って、それを理屈ではわかっているけど、
でもだめなんだよ。
そうだよね、辛い辛い。

それが苦手だということは、
この職業にあっては致命的だと思ってるよね。
でも、客観的に考えれば、
致命的ってほどでもないよ。
私には他に得意なことがあって、
それで貢献できる。
私が苦手なことは他の先生たちが得意だから、
私は補っていただける。
それでなんとなく組織が丸く収まる。
それでいいじゃん。

それに、一生鬱ってわけじゃない。
薬もある。
「辛い」と打ち明ければ、
助けてくれる人もいる。
回復もできる。


出来ない・劣っている部分に目を向けていても
生産的なことはあまりないんだよ。
できることや得意なことに注目して
役立てていく方が、
他の人だって助かるわけだし、
結果的に世間に貢献するということになるんだよ。
それって、私が私らしく生きていくってことでもあるんだよ。


大丈夫な私は、
自分自身を平らにふつーに、肯定的に考えられるよ。
自分を大切にするって、すごく大切なことじゃん。
鬱な私はそれができなくなっちゃって、
人間としての機能が一部失われちゃってる。
それがすごく辛いんだ・・・


大丈夫な私は、
鬱な私が考えるその思考の流れが
よくわかんなかったりするよ。
どうしてそんなに自分を否定するの?みたいなね。
でも、そうなっちゃうのが鬱なんだよ。
それ、病気の症状なんだよね。
症状なんであって、
すくなとも私の本体ってわけじゃないよ、
一部ではあるかもだけど。


ねっ。




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プロフィール

HN:
コロッケ
性別:
女性
趣味:
サイクリングと庭仕事
自己紹介:
2014年春、庭を造り始めました。
南側に隣家が立っているので、基本的に庭は半日陰です。少しでも日が長くなる場所を探したり、あまり日が当たらないところでも育ってくれる植物を選んだり、試行錯誤が続いています。
ロードバイクで通勤しています。
エレクトーン初心者です。フルートの初心者でもあります。
こちらにも自己紹介を書いてみました。
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